2010年8月7日土曜日

風域の真ん中 (Video)

14ノットだった風がさらに18+ノットになっていく様子。



メインはシングル・リーフのまま。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2010年8月6日金曜日

風域を横切る (Video)

横切って外に出ると風はたちまち1~2ノットに落ちた。そこでジャイブしてまた南南西に向かう。

前方の海域(波頭の白い波のある海域)はまるでそこだけ映画撮影用の大型扇風機でも当てているように、風がくっきり見える状態。ビデオ冒頭で約300フィート先。

2~3ノットだった風が風域に一歩入って4~5ノット、その後たちまち7、10、14+ノットと変化していく様子を撮ってみた。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。

2010年8月5日木曜日

ポート・タック (Video)

タックして針路は北北西。



この後風が落ちて行くのでメインのセカンド・リーフを払った。しかし17ノットある海域にまたすぐ戻るのでシングル・リーフはキープ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページにある、今売りに出ているフリッカのリスト   強烈な円高は輸入にはチャンスか。

2010年8月4日水曜日

メイン・シート出し (Video)

風は17+ノットとなる。ルー(リー)・サイドに座って撮影していると、パフが来た時レイルがアウォッシになりそうな気配。メインのシートをわずかに出してパワーを落とす。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
日本のヤフー!フリッカ・グループ

2010年8月3日火曜日

7月31日土曜の風 (Video)

マリーナ内でかなりの風があり、ドックで予めメインにファースト・リーフ、さらにセカンド・リーフもセットした上で1時半頃出航。マリーナの入り口はいつも半島越えの風がもろに通るスロットで、17-18ノット、パフは20ノットを超えていた。

外に出てダブル・リーフのメインとフル・ジブを揚げ、定番の北へコースを取る。ところが風が見る見る衰え、凪いでしまった。それでもそのエリアを過ぎてマリーナの北方0.8マイル地点まで行くと吹いていることが多いので、クーリング・オフのためアイドリングしていたエンジンを2500rpm、さらには3000rpmに戻してそのまま進行する。

しかし、この日は0.9マイルを過ぎても変わりない。さらに前方を見ても波もなく穏やか。スロットの方を振り返るとまだ白波が立っている。本日はサウス・ベイを南に下る方向、針路としては南東に向かうことにする。転回して3-4分、頬に風を感じるようになってエンジンをアイドリングしたあとキル。



0.8ノットの上げ潮に助けられて風域に入ると風は見る見る5ノット、10ノット、14ノットとビルドアップした。波は3フィートくらいだが、波頭が白い。

それにしても今年は朝晩だけでなく日中でも肌寒い日が多いし、夏なのに2週続けていつものように北へ上れないとは変だな。(帰宅後SF市街前のセントラル・ベイをチェックするとちゃんと28ノット吹いていた。)

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
USヤフー・フリッカ・グループ

2010年8月2日月曜日

アイリッシ・ペニー - インテリア

アイリッシ・ペニーの内部はオリジナル・オーナーが20年間愛情をこめてケアーしてきただけあって、実にきれいだ。

Vバースのクッションと収納スペースの蓋を外したところ。







一等奥には12ガロンの燃料(軽油)タンク。このタンクの底部を含め、全てのコンパートメントの底部は船底の形をそのまま反映している。

真ん中の開口部ふたつのコンパートメントはひとつのV字型空間。その手前、各舷に一つづつ、底が斜めになったコンパートメント (右舷のものは日光が当たっているため見づらい) がある。

ギャリーもソール(床)もきれいだ。

ギャリーは奥からアイスボックス、シンク、2口コンロ。



90年代のフリッカの配電盤はバルクヘッド搭載。

その下は VHF。





スウィングアウトの上はレイダー・ディスプレイ、下はGPSチャート・プロッター。





スウィングアウトはヘッド・ドアの横に装着、または左舷のバルクヘッドに装着したものが殆どだが、この艇ではセッティー(長椅子)に面した、ヘッド前方のバルクヘッドに付けてある。珍しい。

***

下の写真はエンジン・コンパートメント前、コンパニオンウェイ下のビルジ。 ビルジ (キールの内側) に水は一滴もない。(もっとスターン方向に行くと分からないが、そこも恐らくドライだろう。) きれいなものだ。

画面左上の小型スルーハル・シーコックは取水用。T字配管の左側はヘッド洗浄水、右側はエンジン冷却水を供給。


エンジン冷却水用はエルボーで曲げて画面中央下のストレイナー(ろ過器)を通り、さらにエルボーで画面上のエンジン方向へ導かれ、エンジン本体の取水ポンプ(インペラのある部屋)につながっている。

画面左右から降りて来ている黒い太いホースはコックピットからの排水用。クロスして左右それぞれのシーコックから艇外へ出る。

通常コックピット排水用シーコックのハンドルはこのようにオープンの位置にしておく。取水用は非使用時には閉じておく。

ヤンマー 1GM10。マウントを始め、各所に赤錆がある。






機能的には問題ないと思うが、一度降ろしてペイントをプライマーからやり直す時期かも知れない。

ヘッド。スルーハルのシーコックからの水は画面左上のコックを通って右手前の手動ポンプに入る。



黄色いコック・ハンドルのあるコの字型を横にした形の管の上部は、艇が水平に落ち着いている時、艇の外の海面のレベルより上に出る位置に設定してある。

ブロンズ製の管と下の黒いホースの接合部あたりが海面のレベル。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1990年製 Irish Penny です。)
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2010年8月1日日曜日

アイリッシ・ペニー

このフリッカ、アイリッシ・ペニーは初代オーナーが1990年パシフィック・シークラフトに注文し購入して以来20年間人手に渡ることなく、毎年夏のシーズンにメイン州沿岸をセイリングして来た。













ニュー・イングランドの冬は厳しい。オフ・シーズンになると自宅の庭に上架、風雨風雪から守るためターポリン (略してタープ、日本では青が多いのでブルー・シートと呼んでいる) でカバーしていた。デッキ上に見える長い尾根のようなものがタープのサポート。

フォアデッキ部分のサポートの脚の拡大。









このフリッカはエレクトロニクスも揃っている。








デッキ右舷に倒してあるのはポール・マウントのフルノのレイダー。

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20年の歳月を経て初めて売りに出されるフリッカはそう多くない。(註: ただし長年初代オーナーのまま、というフリッカもまだまだいるはず。例えば1980年製 #137 Willa のオリジナル・オーナー、ボブは今年30年目のシーズンをニューヨークのロング・アイランドで楽しんでいる。)

名前の Irish Penny は無論アイルランドの硬貨のことだが、アイルランド系オーナーの小さなボート(ペニー = 小さい)という意味以外に、Irish Penny でネット検索すると分かるように、アイルランドでは幸運を呼ぶコインとしても知られている。

この艇で幸せを掴む次のオーナーは誰だろう。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1990年製 Irish Penny です。)
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